聖堂の樹

カーテンフィグツリー(絞め殺しイチジク)

カーテンフィグツリー
「カーテンフィグツリー」とはカーテンのように根を垂らしたイチジクの木です。別名、絞め殺しイチジクとも呼ばれ、カーテンフィグツリー国立公園にあります。
樹齢500年以上といわれオーストラリアで最大級のイチジク樹です。絞め殺しのイチジクと呼ばれる所以は、親木に鳥によって運ばれたイチジクの実が着生し、寄生したイチジクが根を垂らしながら成長し、やがて親木を絞め殺してしまうことからきています。順を追って整理しますと

■成長の流れ
①鳥がイチジクの実を種ごと食べます。
②その鳥が他の木の上(親木)にとまり、種の混ざったフンをします。
③その種が親木の枝や幹の上で発芽します。
④イチジクは根を親木に絡ませ絞めつけながら地上へと根を伸ばしていきます。
⑤イチジクは何本もの根に分かれ太く成長し、親木をさらに絞めていきます。
⑥親木はたくさんの根でキツく絞められることによって朽ちていきます。
⑦イチジクのみ生き残り、親木があった部分は空洞化します。

夜の絞め殺しのイチジク
パロネラパークでもお話ししましたが、このカーテンフィグツリーは天空の城ラピュタのモデルになったという噂があります。(事実ではないようです)
名前は恐ろしいですが、長い時間をかけて成長したその巨大な姿はとても美しく、自然の聖堂と呼ばれるにふさわしく非常に神秘的です。
夜訪れるツアーもあり、ライトアップされたその姿は昼間とは違った重厚感がかもし出されます。

大きな地図で見る